2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

通貨はタダなのか

マシナリさんの再分配の高コストな構造を拝読しながら、以前読んだ本から記録として抜粋します。 貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435)著者 西部 忠 序 章 貨幣という謎――貨幣がわかれば経済がわかる 第一章 お金は「もの」なのか…

リフレ派大好き「歳入庁」

リフレ派は「財務省を解体して歳入庁を創る」という話をしますが、歳入庁で現行の徴収漏れを無くすんだそうです。それはリフレ派が主張する「可処分所得ガー」という、消費税増税や社会保険料増によって、可処分所得が減り民間需要が落ちると言うものです。 …

日本型雇用の衰退と再発見

マシナリさんによる日本型雇用の憂いについては、「日本死ね」という言葉を短絡的に並べる人達は向き合うことはないだろうと感じます。また、日本型雇用はそんなに悪しきものなのでしょうか。決してそんなに悲嘆的になるべきものではないと思うのです。ただ…

津波被災の記録145

被災地復興事業で地元業者の「綺麗な排除」を行う新自由主義はこれから全国に「復興事例」として、導入される流れは強まる。自民品確議連会長・根本匠衆院議員に聞く/今後の活動方針は/地域建設業の安定化を20161219建設工業 ◇労務単価は長期的引き上げ必要…

「日本死ね!!」という短絡的思考の怖さ

流行語とかで刷り込むことが流行っていたり、それを支持する方達が批判的言説を叩いたりと、人をどうしてもその方向に向かわせたいとの力は止むことはありません。 本のタイトルに「日本死ね」と書いているから増田に書かれたり某政党が利用するような内容と…

津波被災の記録144

明日で発災から5年9ヶ月。嵩上げ工事を選択したことにより復興計画は次々と繰り延べを余儀なくされています。また、応援職員をいまだに求めるなど、民進党・自由党の支配する岩手県内の地方自治は恐怖政治と化しています。なにがあっても熊本県や鳥取県は絶…

「虚ろの器」に満たす「虚ろなる闇」

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)。井上智洋著第5章 なぜ人工知能にベーシックインカムが必要なのか? ベーシックインカムの優位性(P220) ここで著者は、ベーシックインカム(BI)を「普遍主義的社会保障」であり、ミルトン・フリードマ…