津波被災の記録108

岩手県沿岸部復興支援プロジェクト @hukkou_ns
釜石市の鈴子広場と青葉公園に27日、難波和彦・東京大名誉教授が設計した復興ハウス「KAMAISHIの箱」2棟が完成し、引き渡し式が行われた


 新聞記事には成らないけど、3月2日土曜日の強風で、鈴子広場の復興ハウスの屋根が飛ぶ。他にも屋根が飛んだ家屋が一件あるとのこと。


Chiba Mitsuo @MovesThat
 海鮮丼を食べてコメントする人で漁師さんや養殖業者に感謝のコメントする人あまりいないよね…。漁師さんが乗ってる船作った人に感謝してないよね。船動かすための燃料作ってくれる人に感謝してないよね…。 世の中何でもそういうことだよね。

Chiba Mitsuo @MovesThat
 "津波てんでんこ"の言い伝えがある集落ですが、不動産は自己責任と考え、人命にはそれを当てはめていません。そう考えれば、高い防潮堤を作るよりも避難路や被災後の生活再建に重きを置く事が復興の加速に繋がると思います。個人個人の考え方の違いもあるでしょうが一つの意見として述べておきます。

Chiba Mitsuo @MovesThat
 ただしその集落では3人の命が奪われました…。よく知っている方々です。それを自己責任とする風潮はその集落の人たちにはないという事は追記しておきます。

Chiba Mitsuo @MovesThat
 高台移転した家は自力再建でした。自己責任を全ての被災地区にあてはめる事は出来ませんが、そんな所もあるのだという事は知って欲しいと思います。ですから今以上に高い防潮堤が出来る予定は有りません。

Chiba Mitsuo @MovesThat
 津波被災は自己責任と考える沿岸集落に育ったので、近所には大震災以前の津波被害で高台移転した家があります。今回も基本的に自己責任という考え方なので津波被害に遭った実家は同じ場所でリフォームして暮しています。この考え方が浸透しないかぎり復興が遅れるのは当たり前だと思います。

きりのともあき @t_kirino
 被災地での略奪について読むと、次は大丈夫なのかと不安になるな。日本人の大半は大人しいけど、火事場泥棒に長けてたり、暴動起こすのも日本人。災害派遣時にも警察権の一部行使が可能なようにした方がいいんじゃないかと。。。

 来週は東日本大震災から2年ということで、イベントやら報道等も賑やかなのでしょう。復興が遅れると言われますが、誰にとっての復興なのか被災地も支援地も分からなくなっているのが現状です。「がれき処理」についても大船渡方面での話は公になることはないでしょうが、作業員が働かないというのです。定められた労働時間と異なり実働が2時間という惨状で、「がれき処理」が進まないというのです。
 緊急雇用対策補助金の影響(解雇がある場合は、補助金支給なし)もあるのかもしれません。岩手県の場合220万円というのも大きいですが、労使双方とも復興が遅れたほうが双方とも利益があると勘違いが生じている恐れが出てきています。
 震災後のNPO等を含めた支援の在り方が「被災者様」という意識を強めてしまい、作業指示に対しても「被災者に何てことを言う」で、現場の担当者も苦労している話でした。水産加工業者への求人が集まらないのもNPOが吸収しすぎて、労働回帰が起きにくくなっているのが最大の原因でしょう。CFW(キャッシュ・フォー・ワーク)とNPOの解消が必要な時期であることを大学関係者やNPO自体が自覚しないというより、補助金事業に固執して、撤退などもってのほかなのでしょう。
 和歌山県からの労働者の方達の感覚だと、支援や義捐金は均等に配られているとのことでしたが、被災地での支援格差の現実を目の当たりにして絶句していました。地元に帰ったら話をすることでしょう。
 復興予算の流用(主に公共投資)を批判する方達が居ますが、被災地の復興の美名のもとで一番おいしい思いをしている最終受益者は、東京を中心とする大都市ですよ。
 公共投資で儲かっているってのは勘違いも甚だしい。たしかに一部はそういう企業もいますが、全体としてはそうでもない。賃金上げて労働者は確保しても、より高いところへ引き抜きされてる企業もいれば、労務トラブルから行政の非常勤職員へ転職する技術者も多く、3年という任期も5年〜10年に延びるだろうというのも復興が進まない一因ではあります。発注要員を確保しても、工事担当者が減る以上、被災地は受注することもできないので、主体がゼネコン・ハウスメーカー等へ向かい、被災地の地元企業は仕事にありつけないということがおきるでしょう。中小企業庁が国、地方自治体、関係団体に中小企業への受注拡大を要請しても被災地では、発注の効率化によって、中小企業を殺す惨状を目にするのかもしれません。
 「復興が遅れている」ということの思惑を色々と考えてもらいたいものです。
 

翼の折れたきたきつね。もふもふ @northfox_wind
 今回の再生可能エネルギーの固定価格買取制度の恵まれた価格は東日本大震災原発事故から生まれた側面が強い。なのに固定価格買取制度の受益者に、悲しみの脱却や新しい未来への心意気を感じない。あの悲しみから何を得たんだ。子供たちの未来とか利益いらないといったやつもいただろうに

翼の折れたきたきつね。もふもふ @northfox_wind
 大企業が被災地の生き血をすする、そういうことでしょう。あの採択リストをみて愕然としました。補助なくても儲かるのに RT @pompoco65: 被災地補助の趣旨はどうなってるのかと思う。 RT ・・・実際に被災地の企業ではない巨大メガソーラーが被災地補助をたくさん受けている

翼の折れたきたきつね。もふもふ @northfox_wind
 ご当地電力などを名乗り、一方で電力の自由化を謳う。しかし、ご当地電力は一切の競争のない、利益確定型ビジネスだけをやり、一方で競争競争自由化を叫ぶ。自由化されたと同時に、ご当地電力は固定価格買取制度を放棄し、新電力に移行する覚悟があるという認識で良いのだろうか?

翼の折れたきたきつね。もふもふ‏@northfox_wind
 なんで被災地の補助金の説明会の順番が(1)東京240名(2)仙台180名(3)郡山100名(4)東京第二回140名 なんだよ。被災地ってどこだよ、東京モンが被災地の会場にいって金落すとかでもええやん。それに青森・岩手・茨城、栃木、埼玉、新潟も一部被災地だったりするぞい

翼の折れたきたきつね。もふもふ‏@northfox_wind
 前の環境省の被災地再エネ調査の補助金も、説明会は東京からで満員御礼入場制限で、だんだん北上して最後が盛岡。青森の被災地の仲間が聞きにいったらみんなこの補助しらなかったって10人くらいだったといっていた『被災地っていつから東京になったんだ?』と思ったぞ

翼の折れたきたきつね。もふもふ‏@northfox_wind
 実際に被災地の再エネ補助金、特に太陽光の採択結果を見ればわかるが、被災地の幼稚園21kW、事務所49kWと・・・うん、これはがんばれ!と思う採択かと思えば東京大資本の巨大メガソーラー1万うん千kWとか、アセットマネジメント会社の3.2万kWとか、・・・被災地補助で儲けたいのかよ

冴渡ミラコー(仮名)‏@Ueno15q
 案外地産地消の発電(再エネ)とやらは、都市部の大企業による地方の電力インフラの植民地化なのかもしれませんね。結局メガソーラーに代表される再エネプラントに参入してる企業もソフトバンク等の都市部の大企業が少なくないようですし@northfox_wind


追記

よっし @yossy89
 阪神大震災の時から思ってたけど、被災者がほしいのは平穏な日常、そんな生活の糧を得るための業 NHKとかがボランティアに集中して光を当てようとするのは疑問

FX Katsuhito @Katsuhito000
 民主の実務能力の低さからいって、いっそのこと被災者に直接大金をばらいて「復旧復興はその金で全部やれ。あとは知らん。」とやったほうが早かった可能性すらある。あとは地方公務員の容量不足かな。頭数が決定的に足りない自治体がかなりある。

ロクスケ(ロクデモ ナイ) @HRokusuke
 一度に全てが喪失しちゃった地域は、個人生活の再建だけじゃなく産業(シゴト)も人的関係(コミュニティ)も健康(メディケア)も文化(祭事や伝統もの)までを再構築し直さなきゃならない。でも、人的流出も収まってなくて、支援応援も時間経過とともに次第に薄くなりがち。二年を迎える苦悩・・

コンスタ @constantin_kun
 被災からまだ2年…ここだけの話、私たち被災地の人間は3月11日という大切な日は静かに過ごしたいのです。それなのに、有名人来たり国民的人気グループがこっちでライブやったりで何かイベント事のようにとんでもないことになってて、現地の人間疲弊させてどーすんのと個人的には立腹しています。


猫飯 @nekomanma0822
助成金をとると自分で自由に出来なくなる。」とよく聞くが、何故かわかった。後ろにコンサルがつくからなんだね。被災地の二年目は、すでに最終受益者は、被災者ではなくなっているかもしれない。。。

佐藤賢一の中の人 @ke_1sato
 @nekomanma0822 それはあるよね〜 裏でコンサル。。。

猫飯 @nekomanma0822
 @ke_1sato そのような方がいらっしゃると、窓口になってしまって裏のコンサル数が増えるわけです。結果的に、その方が何がしたいのか精査出来る人でないと、提案を受ける側が、引っ掻き回されてしまうかと思われます。

佐藤賢一の中の人 @ke_1sato
 @nekomanma0822 けっこうボッタくられますよね。周りで見たことがありますが。。。 結局、被災地の事なんてこれっぽっちも思っていない連中が群がってきて、私もつきあうのを止めました。 (^_^;)

猫飯 @nekomanma0822
 @ke_1sato 調査費用に何千万単位で動いてますよね。元々、血税なんですよねぇ。振興という名の、ヤクザな商売ですね。

今野晴貴‏@konno_haruki
 仙台で事業をはじめた当時、あまりの他団体の「ビジネス気」に嫌悪感と吐き気を覚えた。例えば、東京の団体が現地に「一人」で入り、「現地のボランティア団体に協力してほしい」と、私たちに「人足」を要求するということもあった。寄付集めのための売名が目的なのだ。とにかく「形」を作って売る。

今野晴貴‏@konno_haruki
 粘り強く、現地の貧困者の生活に向き合い支援する。これは大変に労力のかかる作業である。これから、住民の生活も、厳しさを増す段階だ。だが、現在では、知名度を上げた支援団体もほとんど撤退したために、仙台市からPOSSEに頼まれる仕事は増え続けている。茶番も甚だしい

今野晴貴‏@konno_haruki
 私たちが仙台で見てきたことは、圧倒的多数の「支援団体」が、災害直後に多額の民間基金の予算を得て被災地に入り、イベントのような「一過性の事業」でさんざん「知名度の向上」を実現した末に、現在、どこもすでに撤退しているという事実である。要は、ただのビジネスだったのだ

june @june0s001
 補助金交付金は危険。使用法を守り、適正な使用を行えば薬なのだが、濫用すると中毒になって、頼りっきりになってしまい、自分で稼ぐことが疎かになってしまう。だからこそ、今は補助金交付金で基礎を築き、体力や知恵をつける。そして、それを元にして自らの力で事業をすることが大事。

june @june0s001
 山田のNPOもそうだよな。元々の組織に対して、身の丈以上の補助金を手にしてしまい、あんなことになった。

june @june0s001
 ときどき、復興計画やビジョン、まちづくりというものが、コンサルやNPO、学者などの「実験」「研究」の場になってるんじゃないかと錯覚することがある。本当に地域の身の丈に合ったプランなのか?本当に住民はそれを望んでいるのか?地域づくりには「よそ者」は不可欠だが、地元不在では本末転倒。