津波被災の記録43

 釜石市からの恫喝なのか哀願なのか、環境コンサルタント(年1億9千万3年契約)の指示に従うようにとのことらしい。市職員の能力不足とコンサルにかき回させる地方自治の現実がここにある。地方分権とは、このような行為を正当化して税金を「市長の専決」「議会の無力」「自治体職員の無能」によって、住民のためには使われないことを意味するのだということが、身に染みる。たしかに「霞が関」とは比較にならないほど、緩い部分があるのは事実であったが、ここまで劣化しているとは思いもしなかった。市議のなかには、むしろコンサルの跋扈をゆるしゼネコンの下請けに甘んじることを強調する方もいる。明らかに暴力団関係者と思しき関東以西の廃棄物処理業者が参入しようとしている話は民主党と親しい建設業者からの申し出にもあることを考えると、松本復興相という存在が民主党の暗い部分の「人災」が本格化することを象徴している。市内の経営者の感覚でも「市に金が無い」ということを真顔で言う方が居るけれど、「金が無くて、職員の給与を滞納した話は無い」けれど「瓦礫撤去費用の滞納はある」のが現実です。国(民主党菅政権)を含め、自治体の労務費への支払いは行われていないのが現状です。適切な労務費の支払いをお願いしたいところです。90日以上も労務費を支払いしないことが許されるような、Cash for Workなどとても有用とは思われません。 

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110630_2
用途・構造で建築制限 釜石市が被災土地利用で検討

野田武則市長は、この日の会見で「二度と悲劇を繰り返さないために、浸水が想定される区域には住まないまちづくりをしないといけない」と述べた。


 復興する気の無い、首相、岩手県知事、基礎自治体長の建築制限の本音は「住まわせないまちづくり」宣言とスピード感の無さで「市民の離散」を促すことをしていることなんです。被災地の復興はありません。ただ大都市圏の意向で食い物にされて、数年後に捨てられるのかあ。

http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-455.html
いまさらこれですか?