津波被災の記録42

http://www.smrj.go.jp/utility/bid/osirase/061183.html
中小機構仮設施設整備事業に関する協力候補者の募集
平成23年6月22日
独立行政法人中小企業基盤整備機構
新事業支援部

東日本大震災により被災された中小企業等の早期の事業再開を支援するための仮設施設整備にあたり、地元建設業者の協力候補者を募集します。
なお、詳細については、下記を参照願います。

交付日:6月22日
募集締め切り:6月29日

中小機構仮設施設整備事業に関する協力候補者の募集について(PDF)


3 地元協力候補者公募の目的
中小機構(以下「機構」という。)は、平成23年東北地方太平洋沖地震及び津波によ り被災した中小企業等の早期の事業再開を支援するため、必要となる仮設施設を緊急かつ確実に供給することとし、実績を有するプレハブ建築協会員等から選定し、整備を進めてきた。なお、整備にあったては地元企業等の活用を依頼してきたところである。
今回にこれに加え、被災地域の経済復興のため、地元建設業者のより積極的な活用を進めることとし、緊急かつ確実な建設が可能な協力候補者を公募するものである。

3 応募者の要件
(1) 仮設施設を設計、建設することができる技術力及び経営能力を有する事業者であること(建築工事業者、建築士事務所などから構成されるグループも可)。
(2) 案件地区(青森県岩手県宮城県福島県)が所在する県内に本店を有する
※例えば青森県の案件地区は青森県に本店を有する建築工事業者 事業者であること(グループの場合は代表者を建築工事業者として、その者の本店所在地とする。)
(3) 建設を行う事業者は、建設業法第3条第1項の規定による許可を得ていること。
(4) 建設を行う事業者は、建設業法第26条に基づき、当該工事(当該仮設施設は公共性のある工作物であり、発注は国等とする。)に必要な技術者の資格を有す
4
る者を配置できること。なお、当該技術者は申請者と直接的かつ恒常的な雇用関係があること。恒常的雇用関係とは契約日以前に3か月以上の雇用関係にあることをいう。
(5) 建設を行う事業者は、過去5年(平成18年6月1日〜平成23年5月31日)に元請として延べ床面積200㎡以上、かつ、その契約金額(変更契約金額を含む。)が3千万円以上の建築一式工事の受注実績を有すること。(グループの場合は代表者を建築工事業者とし、その者の受注実績とする。)
(6) 建設を行う事業者は、経営事項審査点数が950点以上の者とする。(グループの場合は代表者を建築工事業者とし、その者の経営事業審査点数とする。)
(7) 設計及び工事監理を行う事業者は、建築士法第23条の規定に基づく建築士事務所の登録を受けていること。
4 応募者の制限等
応募者は、次のいずれにも該当しないこと。
(1) 中小企業基盤整備機構契約事務取扱要領第2条及び第3条の規定に該当する者ではないこと。
(2) 中小企業基盤整備機構反社会的勢力対応規程(規程22第37号)第2条に規定する反社会的勢力に該当する者ではないこと。(グループの場合は全員が該当する者でないこと。)
http://www.smrj.go.jp/kikou/disclo/zuiikeiyaku/059009.html
(3) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続の申立てがなされている者でないこと。但し、手続開始の決定を受けた者を除く。
http://www.smrj.go.jp/kikou/policy/index.html
(4) 当機構から競争参加資格停止措置期間中の者(中小企業基盤整備機構契約競争参加資格停止措置要領(平成17年4月1日付け要領17第2号)に基づく措置期間中の者をいう。)及び国土交通省東北地方整備局、案件地区の所在する各県(青森県岩手県宮城県福島県)から指名停止措置期間中の者でないこと。
(5) 建設業法第28条の規定に基づく営業の停止の命令を受けている者でないこと。
(6) 建築士法第26条第2項の規定に基づく処分を受けている者でないこと。
(7) 経営状況又は信用状況などが極端に悪化し適正な契約の履行が確保されないと認められる者でないこと。


 さっそく調べました。岩手県の場合、該当業者総数18社。盛岡市7社、久慈市2社、二戸市1社、花巻市1社、北上市1社、奥州市3社、大船渡市1社、一関市2社しか該当しませんでした。
 菅内閣経産省東北経済産業局のご意向は斯くの如し。 被災地復興は、他の地域の産業保全が優先されるようで大変ありがたいことです。
 被災者になることは、これほど見事なまでに「総合評価落札方式」によって、綺麗な排除をまざまざと実践して頂けるとは、素晴らしいとしか言いようがありません(棒)。民主党ブレーンでもある、五十嵐教授もさぞやご満悦でしょう。