津波被災の記録24

 連休前に、瓦礫処分について様々な動きがあったのは、一部の新聞で知った事の資料が手に入ったので、記録。









 日本創生委員会の2008年からの取り組みについての資料もあったけど、見てあげる気にならなくなる。
 東日本大震災を、好機として捉えているとしか思えん。今日は今日でこの動きとは別に、民主党小沢派系の動きの一端?(外部支援企業が、栃木・東京・千葉等々の産廃業者って?)ともいえるような提言を市長にした話があったことを聞く。一般の市民は知らんぞ。瓦礫撤去があくまで外部のビジネスと地方分権後の基礎自治体への影響力を増す布石への第一歩というのが交差しているのが透けて見えすぎる。

 それにしても、雇用創出事業のがれき撤去の募集500人に来たのは50人らしい。当初良くて2割も来れば成功かと思っていた程度の事業だから、この程度は予測通り。今日で2か月目という節目なのだけど、なんだか無事な地域に飲み屋さんたちが随分開業したり、飲酒運転で捕まったり、常連客も近づけないような空気の飲み屋さんでの空気はあまり芳しくないらしい。警察のパトカーの巡回も多いように聞く。義捐金も入ったのか分からないけど、飲まずにはいられない避難所生活と近隣の衝突は時間の問題化と感じる。
 
 地方銀行も被災した支店の復旧をするように本店から指示が来ていると支店の人が言っていたけれど、県知事が無期限の建築制限をし、基礎自治体へ条例化を要請している以上、被災地は復興させないという強い意志が感じられる以上、NPOが何万人来ようとも復興にはならない。復興を片づけかなんかと考えているNPONGO・企業が、ボランティア休暇を拡充しようと自己満足でしかないし、ノブレス・オブリージュ「高貴なる義務」を見せつけることでしかない。ボランティア休暇を新設・拡充する行為そのものが階級をより鮮明に下々に見せつける効果は絶大なんだろうけど。