救済

http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20110516/p1
「東電救済には、簡単に国債を出す」
 
 まあ、HALTANさんのご指摘通り、東京都民を含め関東圏(約4千万人)を守るためと東北(9百万人)とでは対応が違うだろ。ましてや、都市部重視の民主党にしてみれは自然すぎるほどの対応です。
 東北のうちで、被災地の市町村人口の被災者は合計しても100万を越えないことと比較した際どちらのために節を曲げるかと言えば、あきらかでしょうに。

「既得権官僚が甘い汁吸えるなら何でもいいんだろうな。ホント腐ってる。」

 既得権官僚=弱者保護官僚という面もきちんと見ることが必要です。
 本来、自分達のような頭の足りない者達からすれば、そのような叩かれ方は、弱者や地方がどうなったっていい。という風におっしゃっていることと同義なんだけどね。
 サステナビリティやスパイラルアップを求める「改善」「改革」的思考の落とし穴って、システムを盲信して現実に対応できないことで自らを自殺に追い込んでいくのはISO等を含めた初期の経過を振り返ればわかることなんです。

 hamachan先生を含めた厚労省や他の省庁も同じですけど、貧困の克服であれ経済の立て直しであれ、未来永劫続くのです。いま貧困を発見した。と称するリベラルの方達は現実との格闘(無間地獄(マシナリティな一面)の日々)である「利益調整」というもの「永遠の戦い」を受容することを拒否し、神への戦いを挑んでいるようにしか見えないのはなぜなのだろう。

 震災や原発事故等の確率論などを議論してて「完全なるもの」を求めようとする人々の何と多いことだろう。