停電

平成23年4月7日23時30分頃の東日本大震災の余震で震度6弱(普通なら十分に本震)。
停電になる。津波注意報がでるも家族に自重を求める。
集落で船が残ったことで、こばみが強くなっているとのこと。
人間の心理とは怖いものだ。命がけで残した行為そのものは、無かったことになり、ただ「ある」ことが悔しい。自分は無い。という思いだけが強くなるとともに、他人を恨む思いも強まる傾向にある。そんな屈折した部分が、他者へ無償の奉仕を強制することや我儘ともいえる行為、言動が目立つように感じられる。
外の人間にとっては、「住民自治は素晴らしい」「新しい公共」などと礼賛するのだろうけど、その考え方が、共同体そのものを崩壊に導かねない。ということに行かないのは、内部の葛藤を見ず、都合の良い部分しか抽出しない主観的なものの見方しかできないゆえであろうか。

平成23年4月8日
一日中停電。仮事務所での作業も進まない。風邪をひいて体調は悪いけど何とか持っている状態。
医者にも混んでて行くこともままならない。ドラッグストアには見事に、ヴィックスベポラップと熱さまシート類がない。
ガソリンスタンドやスーパーに行列。多少の備蓄とか何にもしていないのだろうか?

23時30分頃 目をさまし外を確認。道路の電灯がついている。通電したらしい。
ブレーカーを入れコンセントをさし、停電解消。